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    歌って過ごそう~周囲の声から取り戻したADL~

    2015.08.22 10:39|介護
    ウェルグループのウェル医療介護大賞2015(事例検討会)で発表された
    各施設からのレポートを掲載していきます。

    全体テーマは『認知症との共生』です


    事例発表15 小規模多機能ホーム フレンド倶楽部生駒
    歌って過ごそう~周囲の声から取り戻したADL~


    当小規模に通所利用されていたN様。
    歌を歌うことが上手だったN様が
    貧血による入院により
    心身機能と活気が著しく低下し、
    歌われなくなった。

    退院後、
    連泊となった本氏への関わりのなかで、
    認知症を踏まえ、
    心身機能の回復に努めた経過を報告する。


    【具体的な取り組み】
    対象者:T・N様 92歳 女性
    既往:貧血症・気管支喘息・うつ病・慢性心不全

    H27.1/13~1/31 3/3~3/24の2回、
    貧血にて入院される。

    1回目の入院からの退院当初、
    N様は車椅子移動がメインで、
    立ち上がりにも介助が必要な状態であった。

    また自分の思うようにできない事や
    帰宅できないなどの精神的ストレスもあり、
    「ズボンのゴムがきつい」
    「トイレに行きたい…」
    との訴えを繰り返し、
    つじつまの合わない発言が続くなど
    認知症の症状が出現。

    食欲不振や昼夜逆転もある状態であった。

    まずは身体機能の回復から
    転倒リスクの軽減と持久力向上を目的に
    トイレの訴えごとに2人体制で歩行介助を行い
    短距離から歩行を取り入れた。

    短期記憶が保持されないため、
    歩行される回数も多く
    脚力の回復に合わせてシルバーカー、
    杖での歩行を導入することができた。

    その際、本氏には
    「自宅に帰る為に頑張りましょう」
    と声掛けを行い、意欲向上に努めた。

    身体能力の向上により愁訴も減少したが、
    座位時間の延長による下肢の浮腫が出現したため
    下肢挙上を追加した。

    少しずつ回復の兆しが見えたころ
    胃の不快感の訴えが増え、
    ごく少量の下血を伴う貧血にて
    再度入院されることとなる。

    退院後、
    再スタートとなったADL。

    愁訴により
    自ら立ち上がられて転倒されたこともあった。

    フロア内でのトイレ誘導で歩行をしていく中で、
    周囲の利用者様や職員から
    「N様が歌われなくなったのは寂しい」
    という声が挙がるようになる。

    そこで、
    以前からの在宅復帰の目標に加えて
    「また皆様の前で歌っていただけませんか?」
    「また、いい声を出して歌を歌うために、腹筋を鍛え、歩行を頑張りましょう」
    という声掛けを加え、
    体操への参加促し、
    歌レクに歌詞を教えていただくなどの工夫を加えた。


    【活動の成果】
    杖歩行近位見守りが可能になられた時期から、
    スタッフや他の利用者様たちと
    自らコミュニケーションを取られるようになり、
    化粧やフロアにある花などにも気を向けてくださるなど、
    明るさと意欲を取り戻された。

    その結果、前向きになられ
    体操・レクにも参加されるようになったため、
    生活リズムも修正され
    トイレ動作やADLもスムーズになり、
    バイタル値の安定や食事量の増加につながっている。


    【まとめ】
    ADLの回復と
    本氏の帰宅意欲の向上から、
    在宅復帰に向けて、
    家族との調整や
    更なるADL回復に努めていくことが課題である


    以上



    (参考文献)
    目からウロコ!まちがいだらけの認知症 ケア    
    三好春樹(主婦の友社 H20)


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