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    ファースト・チャレンジ

    2015.09.03 13:45|介護
    本日は、デイサービスフレンド生駒・菜の花より!

    ファースト・チャレンジ

    何事にもファースト・チャレンジ(はじめて)がある。
    入浴介助の際に行う髭剃り。
    思わぬ伏兵。
    これがなかなか難しい。
    想像以上に。


    ヘルパー2級を取り、初めての入浴介助。
    頭の中は、手順、注意事項等などでいっぱいであり、
    正直、髭剃りはその中には入ってはいなかった。

    男である自分は、
    いつも朝、自分が行っている髭剃りに対して、
    それ程難しさは感じていなかった。

    あたふたしながら、
    なんとか女性ご利用者の入浴介助を終え、
    次に男性ご利用者の番。

    ご自分で剃られる方もおられるが、その日はお一人だけ。
    お三方は介助させて頂くと教えられ、いざチャレンジ。


    剃れない。


    自分の顔を剃るのとは訳が違い、
    非常に難しい。


    何が難しいか。

    まず、高齢者の肌は弾力が落ちており、
    表皮が薄く、刺激による損傷を受けやすい。
    しかも皺がより一層難易度を上げているのである。

    優しく剃れば、剃れておらず。
    少し力を入れれば、切れてしまい血がにじんでくる。

    だからと言って髭剃りだけに時間を掛けてもいられない。

    一人目のご利用者様には寒いとお叱りを受ける。

    二人目の方は、顔をカクカクと動かされるので、
    顎の下がほとんど剃れず、後で謝罪。

    三人目のご利用者様は、
    皮膚がとても弱くなっておられ、
    注意して剃っても、数箇所切れてしまい、
    血がにじんできた。


    大変である。


    謝罪し、血のにじみを拭くがパニック寸前。

    が、そんな私にご利用者様は、
     
    「上等、上等。ありがとうやで」
    と、笑っておっしゃって下さった。


    その一言にどれほど救われたか。


    それから約2年半。
    今では、違う意味で
    「上等、上等」
    とおっしゃって頂けるようになった。


    あの日の あの一言があったおかげで。



    【フレンド倶楽部 デイサービス】
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